猫と車と落とし噺

あかねは不思議な猫さんです。


みどりが7年前に我が家にやってきて、

あまりにも人なつっこく素敵な猫さんだったので、

みどりひとりでは寂しいだろうと

あたしの希望で同じブリーダーさんのところから

あかねを招き入れることにしました。


みどりとも血のつながりがあるのですが、性格は正反対。





みどりは思慮深く、常にまわりとの調和を気にするのに対して

あかねは常に自分が中心。

気に入らなければすぐに鳴き叫びます。

でも自分の欲求が満たされればさっさとお気に入りの場所で寝る。


みどりは自分の欲求が満たされていても

常にあたしか嫁の愛情を欲しています。


でも最近気づいたのは

あかねは愛情表現が下手なんじゃないかということ。

お腹いっぱいでも、気持ちのいい寝床があっても

鳴き止まないことがたまにあるんですが、

膝に乗せてやるとすぐに気持ちよさそうに寝るんです。





自分から膝に来ればいいのに、といつも思うんですが、

滅多に乗ってこないんですね。


自尊心が高いのかなぁ～と思います。

ある意味猫さんらしいのかも知れませんがね。


でもそんなあかねがあたしは大好きです！

なんと言ってもあたしが招き入れた猫さんですから。


みどりとは違う猫さんの魅力を教えてくれた

かけがえのない大切な猫さん、それがあかねなんです。





そんなあかねも来月で7歳・・・。

いつまでも元気でいて欲しい。

望むことはただそれだけなんですよ、

ね、あかねっ！




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