Entries
2019.05/20 [Mon]
カン太とはる
猫ブログを続けて7今年の7月で12年になります。
その間、猫友さんもたくさんできましたが、
悲しいことにお二人が他界されています。
お一人は東日本大震災で愛猫を助け、
逃げ遅れ津波にのまれてしまった「うみねこさん」。
そしてもうお一人は今回ご紹介する「カン太ママ」。
愛猫「カン太くん」の看病をきっかけにブログを始め、
写真にハマり、カメラに凝り、
デジタルでは飽き足らず銀塩の世界をも極めようとした彼女。
大阪でのオフ会で同じくカメラ好きのあたしと意気投合。
写真&カメラ談義に花を咲かせたことが懐かしく思い出されます。
カン太くんの看病に専念するために仕事を辞めたのですが、
不運にも彼女自身も病に冒されてしまいます。
闘病生活も持ち前の明るさで前向きに頑張る彼女・・・。
しかし非情にも病魔は体を蝕んでいきます。
亡くなる1か月ほど前に念願だった個展を開催。
もちろん私を始め、たくさんのブログ友達が駆けつけました。
病は彼女の記憶も蝕んでいましたが、懸命にお礼の言葉を紡ぎ出してくれました。
そして彼女の死後、その後を追うように愛猫カン太くんも天国へ・・・。

そしてこの度、ご遺族のご尽力で平凡社よりブログが書籍となって蘇り、
先日あたしの手元にも届きました。
「生前お世話になった方へ」とのことで彼女の友人達に献本されたのです。
独特の透明感と優しくて温もりある写真はまさに彼女の分身。
今観てもやはり素晴らしいです。
その場にいるだけで辺りの空気を浄化してくれるような、
そんな純粋で清らかな女性でした。
献本はそのまま保存版とし、
しっかり読んで、友人知人にも貸し出すために
もう一冊AMAZONで購入しました。
みなさんにも、ぜひ手にとっていただきたい「魂」の一冊。
「生きる」ことの意味を、彼女が優しく語りかけてくれますよ。
悲しいだけじゃない、元気も与えてくれる素晴らしい1冊です。
カン太ママ、よかったね〜!
あ、あたしも紙面にちょこっと登場しておりますww
※画像の無断転載を禁じます。
※コメントへのご返事はお休みさせていただいております。
また、皆様のブログへのコメントも不定期にさせていただいております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
面白いと思われた方
応援よろしくです!
↓


どうかごひいきに!
スポンサーサイト
そうそう御写真の事も…
表紙からもその方の世界観を感じられますね。
覗いてみたくなります。是非…