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2016.01/20 [Wed]
近未来自動車猫
え〜、
ブログのタイトルに「車」とありながらほとんどその関連記事が無いですね。
なので今回は最新のエコカーについて、ちょっとした豆知識を・・・。
ちょっと長くなりますが知っておくと非常に勉強になりますので是非お読みください。
昨年トヨタから発売された燃料電池車「MIRAI」。
これは水素を分解した時に得られる電気で走る車です。
酸素と水しか放出しないので究極のエコカー等と呼ばれています。
水素自動車とも呼ばれていますね。

ただ、問題が無いわけではありません。
水素を貯めておくボンベが重くて大きい上に
水素を分解して電気を取り出す「燃料電池」や
電気自動車と同様のバッテリーと電気モーター・・・。
つまり電気自動車比で考えるとボンベと燃料電池分がかさむために
異様に大きく重くなるのです。
もちろんガソリン車や
欧州で無駄に重いと揶揄されるハイブリッド車と比べても相当な重さです。
また水素はガソリン等と比べると非常に扱いが難しいため、
流通したり、車両にチャージするのにもかなりの手間やコストがかかります。
そのような理由でここ数年前までは我が国では電気自動車の普及に
メーカーの技術力が集中されてきました。
ではなぜ昨年、水素自動車が登場し
水素のインフラが整備され始めたのでしょうか?
水素は天然には存在しないので化石燃料から改質するか
電力で水を電気分解するなどの方法で作られます。
つまり生成する時にはそれなりのコストや環境負荷がかかるのです。
そのようなことから、
水素自動車よりも電気自動車の方がエコだ、とする専門家も多いわけです。
だだし、副産物として水素が生成されることがあるのです。
解説すると大変長くなるので割愛しますが、
日本の工業地帯では多くの水素が副産物として生成されているのですが
ほとんどが利用されずに廃棄されているのです。
それを自動車用に転用すれば資源も有効利用でき
結果的に環境保護、エコにつながると。
あるジャーナリストの試算では
捨てられている水素で現在日本中で稼働している自動車の
3割以上の燃料がまかなえるといいます。
そうなると話は別ですね。
俄然水素自動車への期待が高まるわけです。

前政権の民主党は水素自動車よりも電気自動車の普及を進めていました。
しかし現政権になって水素自動車の推進に大きく舵を切りました。
かねてから水素自動車の開発を進めていたトヨタが
一気にMIRAIの発売までこぎ着けたのです。
もちろん政府が水素ステーションの普及に力を入れ始めたことが大きいのです。
さて、なぜ政府はそうしたのでしょう?
こんな噂が自動車ジャーナリストのごく一部でくすぶっているのです。
前述した副産物として水素が生成される工場の
実に6割が山口県に存在しています。
現政権のトップは安倍首相。
出身は山口です。
誤解の無いようにお伝えしておきますが
あたしは現政権反対派ではありません。
別にそのことを批判するつもりもありません。
捨てられる水素が有効利用されることは非常に良いことですし、
その結果、山口県の経済が潤うことは悪いことではありません。
ただ、お話としては面白いではないですか。
現時点では根も葉もないただの想像ですけどね。
でも今後の水素インフラには注目ですよ。
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