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猫と車と落とし噺

猫さんたちが繰り広げる、爆笑ネタの数々! 愛猫や愛車との何気ない日常を脈絡なく綴った、たわいのない部録でございます。

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大瀧猫



え〜、

皆様すでにご存知だと思いますが、

大瀧詠一さんが65歳の若さで他界されました。

あたしの世代の音楽好きは、

みんな彼に少なからず影響を受けていると思いますね。


日本のロック&ポップスの黎明期に、

その骨格を形作った第一人者と言っても過言ではないでしょう。

マニアックという言葉では表現できないほどの洋楽への造詣は

どんな専門家も彼にひれ伏したと言います。


niagara


三ツ矢サイダーに代表されるCMソングは

それまでの商品名を連呼するだけの稚拙なものを

鑑賞に値する音楽に格上げし、

コマーシャルの世界そのものを芸術性あるモノへ進化させました。


一般的には代表作「ALONG TACATION」のイメージで

リゾートミュージックの第一人者と認知されていますが、

それは彼が表舞台で活躍していたほんのわずかな時代だけのこと。

実は洋楽と同じか、

またはそれ以上に彼が愛したのが日本の昭和歌謡なのです。

このジャンルにおいても、

彼の知識には右に出る者がいなかったといいます。

クレイジーキャッツや小林旭の音楽性を高く評価し、

そのエッセンスを自身の作品に盛り込んだ初期の作品には

のびのびと音楽を楽しむ彼の活き活きとした姿が垣間見られます。

「冬のリビエラ」「熱き心に」は

昭和歌謡に対する彼なりの敬意の表し方だったのだと思いますね。


また、「音頭」の第一人者ともよばれ、

「イエローサブマリン音頭」「クリスマス音頭」など

多くの音頭の名作も遺しています。


「ALONG TACATION」で固定化されたイメージを嫌い、

その呪縛から抜け出せなかった事が

早くから彼を事実上の「隠居状態」にさせてしまったといいます。


”自分が創りたい音楽が、周囲の要求とかけ離れてしまった”

当時の大瀧さんの言葉が今でも心にのこっています。


美しいメロディーラインと透き通るヴォーカル、

それと相反するコミカルなエッセンスが堪らない魅力でありました。


さて、私の大瀧詠一ベストソングですが、

「ROCK'N' ROLL 退屈男」という曲です。

この曲に大瀧さんの魅力の原点があると思っているんですね。

ポップでコミカルでサラリと美しい。

この曲とともに「じゃあね!」と天国に去って行かれたような気がします。

機会があればぜひ御視聴ください。




大瀧さん



日本の音楽史に大きな足跡を残された

大瀧詠一さんのご冥福を心よりお祈り申し上げます。








でもやっぱりALONG TACATIONは名作ですね。


プールサイドみどり


今でも古さを全く感じさせない、

永遠のベストサマーソング集です・・・




※画像の無断転載を禁じます。

※コメントへのご返事はお休みさせていただいております。
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*Comment

NoTitle 

高校時代、スキーサークルのバス車内でのBGMは必ず大瀧詠一さん。
タイヤチェーンのシャンシャン鳴る音とリエゾンして・・・
久しぶりに聴いて青春時代にタイムスリップしました。
合掌
  • posted by ANKO 
  • URL 
  • 2014.01/10 12:38分 
  • [Edit]

NoTitle 

沢山の歌手方にも提供されていて聞きなれた曲を手掛けられていた・・又関西の代表のたかじんさんも逝かれまして・・あの毒舌を吐く?声とは全く違う透き通る綺麗な声で歌われ大好きな歌手でした残念です

NoTitle 

音楽に疎い黒ネコでも知っている曲が有りました
大瀧詠一さんのご冥福をお祈りしたします
合掌
  • posted by 黒ネコ 
  • URL 
  • 2014.01/10 13:32分 
  • [Edit]

 

ホントショックでしたよ。
姉の影響ではっぴいえんど時代から聴いてたのでね。
風のごとくさっと消えてしまった。
何かあの人っぽい…
  • posted by まろにゃん 
  • URL 
  • 2014.01/10 14:00分 
  • [Edit]

NoTitle 

また惜しい方が逝かれてしまいましたね。
ご冥福を心からお祈りいたします。
  • posted by cocomama 
  • URL 
  • 2014.01/10 14:27分 
  • [Edit]

NoTitle 

大瀧詠一さんは、あまりよく知らなかったのですが、
ALONG TACATIONは知ってました。
いわゆる世間一般的な認知の部類で
知っていたって感じです。
亡くなられた時に初めて、「冬のリヴィエラ」や
「熱き心に」を作られた方と知って、
ビックリしました。
「熱き心に」は結構好きなんですよ。
良い歌だな、と思います。
  • posted by まちゃこ 
  • URL 
  • 2014.01/10 18:20分 
  • [Edit]

NoTitle 

いやーほんと、めっちゃショックでした。津田マグでの津田×糸井対談で、
ちょうど糸井さんが大瀧詠一のこと語ってたの読んだ直後だったんで、ほんと信じられなくて。
私ははっぴいえんどからのファン。はっぴいえんどを初めて聴いた時の
衝撃はいまも忘れない。レコードすり切れるぐらい聴いた。
その時と似た匂いを大橋トリオに感じる今日この頃ですが。
つて話がそれました。^^;
ロンバケは、あの年、寺尾のルビーの指輪が大ヒットしたもんで、
確かアルバム売上2番手だったのよね、って別にいいけれど思い出多すぎる。^^;
あと「EACH TIME」もいいですよね。音にこだわりまくる大瀧詠一が
リマスタリングしたコンプリート版が、来月だか3月だかに出ますよ。

もう、彼自身がリマスタリングする彼の音源を聴くことはできないのよね・・・
ご冥福を祈るばかり。
  • posted by ぱんとら 
  • URL 
  • 2014.01/10 18:55分 
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NoTitle 

ROCK'N' ROLL 退屈男、気になてググってみたけど
聞けませんでした〜〜泣
いつか聞いてみたいな☆
  • posted by mo-mo-hair 
  • URL 
  • 2014.01/10 19:22分 
  • [Edit]

NoTitle 

「冬のリビエラ」「熱き心に」「イエローサブマリン」などを作られてたって知りませんでした。
もっともっと表にでてこられてもよい方なのに・・・。
残念です。
でも、作品がこうしていつまでも残って、すばらしいですよね。
そういうことができる人、うらやましいです。
  • posted by YUE 
  • URL 
  • 2014.01/10 23:26分 
  • [Edit]

NoTitle 

大瀧詠一さんの透明感のある歌声が好きでした
自分が歌いたい曲と望まれてる曲が違う。。。
ってなんか判る気がします。
きっと色々と悩まれたんでしょうね
まだまだ活躍してほしかったですね
  • posted by みきぽん 
  • URL 
  • 2014.01/10 23:54分 
  • [Edit]

NoTitle 

おはようございます。大瀧詠一さんなんとなくしか知らなかったのですが、まだ65歳という若さで亡くなられたのですね。本当に残念ですね。
まだまだ活躍して欲しかったですね。
「冬のリビエラ」「熱き心に」なら知っていました。

やらいちょうさんのお勧めの曲、ゆっくりした時間に検索して聞いてみたいと思います。
こうやって素敵に紹介してくださると、曲も感情移入して聞けそうです。
ご冥福をお祈りします。
  • posted by ちか 
  • URL 
  • 2014.01/11 04:30分 
  • [Edit]

NoTitle 

大瀧詠一さん ほんとお若いのに・・・
残念です。
一時良く聞いていたのですが、タイトルを見ても
あれ?どんな曲だっけ?と・・思い出せない( ̄▽ ̄;)
CD借りてこようかな~~
とってもバブリーな感じ・・・懐かしいな
あ!二十歳だけど(笑)

ご冥福をお祈りいたします
  • posted by iomoca 
  • URL 
  • 2014.01/11 05:27分 
  • [Edit]

NoTitle 

やらいちょさんがこうして代表曲を紹介して
下さらなかったら私あんまり分からなかったかも…
たかじんさんにこの方にと、年明け早々の訃報続きで
業界は勿論ファンだった方も相当悲しまれてる事と
思います…ご冥福をお祈りします……
  • posted by しゅりっち 
  • URL 
  • 2014.01/11 06:47分 
  • [Edit]

NoTitle 

『幸せな結末』が大好きだったな~
大瀧詠一さんのベタな曲かもしれないけど、
あの優しい雰囲気の曲がとっても好きだった。
まだまだお若いのに、、、、、残念ですね(。-´ェ`-)
  • posted by もこりん 
  • URL 
  • 2014.01/11 11:03分 
  • [Edit]

NoTitle 

私もよく聴いていました。
さわやかな曲がとても好きでした。
というか、みんな好きでしたよね。
こんなに若くして亡くなられて本当に残念です。
  • posted by まかない 
  • URL 
  • 2014.01/11 13:13分 
  • [Edit]

NoTitle 

私にとって大瀧さんとは、大瀧秀治さんでして(笑)
大瀧詠一さんはお名前しか存じ上げませんでした・・・
才能ある方は短命の方が多いように思います。残念ですね。
  • posted by Yomogi 
  • URL 
  • 2014.01/11 16:45分 
  • [Edit]

NoTitle 

大滝詠一おにいさん、おねえの中では永遠のおにいさんらしいのにゃあ!
お空の上でステキなお歌作って歌われてるかもしれないですね・・・
  • posted by Gavi 
  • URL 
  • 2014.01/11 17:30分 
  • [Edit]

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