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2013.10/04 [Fri]
仏蘭西娘
え〜、
プジョーが我が家の一員となってから
はや3週間が経とうとしています。
名義変更などの諸手続きも済ませて
ナンバープレートも替わりました。


晴れて「仏蘭西娘」は広島に転籍いたしました。
FBにアップすると東京の仏蘭西車仲間達から
「寂しいなぁ〜」「八王子からフランス車がまた一台消えた」
などと後ろ髪を引かれるようなコメントが・・・
まぁ、こればっかりはしょうがないですね。
日本車を三台乗り継ぎ(スズキ→ホンダ→ホンダ)
いきなり瑞典車で輸入車デビュー(ボルボ)
その後、独車に13年乗り続け(ワーゲン)
たどり着いたのがこの仏蘭西車(プジョー)。
根っからの車好きであるあたしですが、
基本的にはドイツ車的な車が性に合っていると思います。
正確無比な設計の元、完璧な機械として組み上げられるそれは
車好き、メカ好きの琴線に触れるものだと思います。
でも仏蘭西車には昔から興味がありました。
プジョー、シトロエン、ルノー。
いずれも「足」が素晴らしいという印象で
実際に何度か乗った事もありました。
でも愛車にするには敷居が高かったんですね。
一つはそのおしゃれな雰囲気に、「気後れ」すること。
もう一つは「故障が多い」こと。
でもあたしが好きな著名な自動車評論家の皆さんが
口を揃えて仏蘭西車を絶賛するんですよね。
で、大抵彼らのガレージには仏蘭西車が収まっているのです。
そんなことからあたしの中では
「仏蘭西車=通」というイメージが出来上がっていました。
“いつかは仏蘭西車に乗りたい”
そんな想いは歳を重ねるごとに
「憧れ」という感情を伴いながら大きくなっていきました。
それがまさかこんなに早くやってくるとは思いませんでしたけどねww

実際このプジョーを愛車にしてみると、
そんなに敷居が高い感じはしませんでしたね。
というよりもその「猫足」と呼ばれる足回りの良さに
目から鱗の毎日。
初動は柔らかく、しかし沈み込むごとに踏ん張るしなやかさ。
大きめのシートは体を柔らかく包み込み
えも言われぬ安心感と安らぎを与えてくれます。
評論家の皆さんが語っていた「魅力」が
この車に乗るたびに裏付けられていきます。
しかし独車とは全く逆の発想で創られていますね。
日本車もそうなんですが、
独車は緻密な計算を様々な角度からやり尽くし、
精度の高い組付けをされた工業製品というイメージですが
仏蘭西車は“乗ってみてどうなんだ?”
これを最優先しているように感じます。
計算上、理論上はこうなんだけれど、
乗ってみて違うと思えばそれを平気で無視する、
そんな感じがするんですね。
つまり「理屈」よりも「感覚」を大切にしている。
だから時々変なところが壊れたりもするのかな、と。

独車は速度無制限(今ではほとんどが速度制限されてますが)の
アウトバーンで長距離高速移動するために強靭な足回りを与えられ、
仏蘭西車は曲がりくねった山道や石畳を快適に走るために
しなやかな足回りが与えられた、と言われます。
ハンドリングの違いをあたしなりに一言で表現すると
独車は「ねじ伏せる」
仏蘭西車は「いなす」
こんな感じでしょうか?
でもですね、
あたしが一番感じるのは
車にはその国の「国民性」がモロに現れるということです。
面白いんですよ〜この噺はww
ではその噺はまた機会を改めてさせていただきたいと思います。

広島に帰って来てから気づいた装備、
なんとCDオートチェンジャー(6連装)が!
iPodなどの原音を大なり小なり圧縮した
デジタルオーディオプレーヤーに慣れた耳には
CDの音域の広さ、音圧の大きさはやっぱり凄い。
ディスクを入れ替えたり、
操作はiPodと比べると色々と面倒ですが
便利な道具はそれなりの対価しか与えてくれませんからね。
車もまたしかり。
マニュアルはやっぱり面白いですよ〜!
ま、疲れますけどねww
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でも、しっかりとブログの右サイドバーにも孤高の獅子が刻まれて、また新しい家族としてこれからのやらいちょさん一家と時を刻んでいってくれるんでしょうね(*^_^*)
大切にして下さいね、そしてまた車の話も沢山して下さい!車好きにはたまらんでしょう(*^。^*)羨ましがられてますよ~~今のやらいちょさんはっ!(^^)!