Entries
2013.09/02 [Mon]
今世紀最大音楽家展
え〜、
先日の日曜日、これに行ってきましたよ。

ご存知、偉大なる音楽家ビートルズです。
楽曲を自分たちで作詞・作曲・演奏、
スタジアムでのコンサート、
オリジナル楽曲でのアルバム制作、
自分たちのマネジメント会社の設立・・・
今ではごく当たり前の音楽ビジネスでの常識は
すべて半世紀前にビートルズが初めて行ったことなんですね。
逆に言えば、彼らが創りだした音楽業界のスタイルは
50年を経てもその枠を超えていないとも言えるでしょう。
20世紀最大の音楽家とも称される彼らは
ベートーベンやモーツァルト以上の評価を与える専門家もいるほどです。
事実、英国ではクラシックよりも上にランクされていると言われます。
あたしとビートルズの「出逢い」は小学校3年生の頃。
兄と一緒に聴いていたFMラジオから聞こえてきた
Ticket To Ride(邦題:涙の乗車券)。
ヴォーカル、ギター、ベース、ドラムスが
圧倒的な音圧で鼓膜を震わせ、
そのどれもがものすごい存在感だったんです。
キャッチーなメロディー、
ジョンのピカピカのヴォーカル。
美しいコーラス。
何から何までが新鮮でした。
隣にいた兄に「これは誰?」
と興奮気味に尋ねるあたしに兄は
イギリスの4人組のバンドであること。
世界で一番ヒットしたバンドであること。
すでに解散して今はそれぞれが別々で活躍していること、
などを誇らしげに教えてくれました。
その時のことは今でもはっきりと覚えていますね。
当時すでにTicket To Rideは
リリースされてから10年くらい経っていた訳ですが
歌謡曲しか知らない
9歳のあたしの耳には未来の音楽の様に新鮮でした。
不幸な幼少期を過ごしたジョン・レノンと
比較的裕福で幸せな幼少期を過ごしたポール・マッカートニー。
「陰と陽」正反対の魅力を持つ2人の天才の共通点は
幼くして母を亡くしていること。
そしてその不幸な体験が
彼らを音楽の道に邁進させるきっかけとなっていました。
この二人の天才が巡り会ったこと、
我々音楽ファンは音楽の神に感謝せざるを得ないですね。

ビートルズ展には
彼らが実際に使用した楽器やコスチュームの他に
手紙や育った家のドアなど、
「なんでこんなものが残っているの?」
と思われるような意外なものもあって
実に興味深かったです。
そして一番驚いたのが訪れた人の年齢層の広さ。
上は80歳を超える方から下は中学生まで。
中学生は親に連れられてきたのではなく、
友達と一緒に来ている人が多かったですね。
まさに3世代ですよ。
これも世代を超えたビートルズの魅力なのでしょう。
さて、
ちょっと前にサザンでもやりましたが、
あなたのビートルズのベストソングは何ですか?
あたしはですね、
サザン以上に難しい選定になりますが、
今の気分で選ぶならこれでしょうね。
A Day in the Lifeです。
彼らの代表的なアルバムである
「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」
その最後に収められている曲です。
あたしが一番好きなアルバムでもあり、
実験的な試みが山ほど詰め込まれているこのアルバムは
時代、世代、音楽のジャンルを超えて
音楽史上、最も優れた作品の一つであると思っています。
ご存知でない方はぜひ一度お聴きください。

いやー、
音楽って本当にいいものですよねww
※画像の無断転載を禁じます。
※コメントへのご返事はお休みさせていただいております。
また、皆様のブログへのコメントも不定期にさせていただいております。
ご理解のほどよろしくお願いいたします。
面白いと思われた方
応援よろしくです!
↓


どうかごひいきに!
アロマテラピーサロン
「コーラルリーフ」のHPです。
どうぞよろしく!

スポンサーサイト
NoTitle
「ビートルズとストーンズ、どっちがスキ?」の
後者にあたるワケなんですが、それでもビートルズの偉大さは理解できます。
いやいや、理解というような言葉で表現しちゃダメですね。
ビートルズの曲をカバーしている大物ロッカーやシンガーたちの
数と格を考えると、ビートルズの偉大さはおのずと理解できるでしょう。
ベストソング。。。 これは難しい。。。
強いてあげるなら"Across the Universe"かな。
しっかし、JALの半纏はわかるとして、ドアまで展示されてたんですか?(笑)