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2013.06/08 [Sat]
梅雨猫
猫らーめんのアイディア、ありがとうございます。
引き続き募集しておりますので、楽しいアイディアをどんどんお願いいたします。
え〜、梅雨ですねぇ〜。

皆さんもそうだと思いますが
あたしも梅雨はあまり好きではありません。
でも雨に濡れた紫陽花などを観ると、
梅雨も悪くないなぁ〜、なんて思いますね。
四季折々にいろんな表情を見せてくれる自然を有する日本。
歳を取る毎に素敵な国に生まれてきたと感じます。
でも「梅雨」ってなんだか素敵な言葉だと思いませんか?
もちろんこれは当て字ですが語源は、
梅の実が熟す時期であるという説、
カビが生えやすいから「黴雨(ばいう)」と呼ばれ、
これが転じて「梅雨」になったという諸説があるそうです。
梅の雨と書いて「つゆ」と読ませるとはなんとも風情がありますね。

しかし日本語って何と表現力が豊かなんでしょうか。
欧米のアルファベット26文字に対して我が日本語は
平仮名48文字に加えて漢字があります。
常用漢字だけでも1945文字もあるんですね。
この数だけで単純に比較は出来ないですが
文字だけで表現できる世界は
欧米よりも日本の方が間違いなく広いでしょうね。
これはあたしの持論なんですが、
よく欧米人は会話する時に身振り手振りを交えたり、
言葉に大げさに抑揚を付けたりしますね。
あれは言葉の微妙な表情を補うために
自然と培われたものではないかと思うのです。
逆に言えば日本語は言葉に表情があるので
会話に大げさな演出を必要としないのです。
例えば英語の「you」を日本語に訳すと
あなた、あんた、おまえ、きさま、君、おたく、
まだあるかな?
でも英語では「you」しかないんですね。
「あなた」と「きさま」ではずいぶん印象が違いますよね。
英語でこの違いを表現するには「you」の発音の抑揚や
身振り手振り、表情で補うしか方法が無い訳です。
あ、決して英語圏の人を下に見ている訳ではないですよ、
フィジカルな表現力が豊かなことは
また別の意味で素晴らしい事ですからね。
話がそれましたが
本来は嫌な時期であるはずのこの季節を
我らの祖先は「梅雨」と名付ける事で風情を与え、
積極的に楽しもうと前向きに考えたのではないでしょうか?
そぼ降る雨のなか、
たまには傘をさして散歩してみましょう。
思いがけない素敵な風景に出逢えるかもしれませんよ。

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NoTitle
私は家にいる時に降る雨は好きなんですけどね。
でもこっちの雨ってどっさり降るので風情はないですね(笑)。
確かに英語で表現できないビミョウな日本語ありますね。
作家の山田詠美が言ってたのでおぼえてるのは、「せつない」というのが英語にない。微妙な表現は日本語の方が多いんでしょうね。
あと、日本語を学習する人が大変なのは、
日本語には、ていねい語、敬語、謙譲語とかがあることなんですよね。
相手への心遣いが多いのも日本語かもしれないです。