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2013.06/01 [Sat]
五輪猫
え〜、
29日のIOC理事会で、
レスリングが最終候補のひとつとして残りました。
「日本のお家芸」とも言われるレスリングですが、
第一回から続いている伝統競技ですからね、
残って当たり前だとも思っています。
しかし今回気になったのが
各競技関係者のIOC委員への気の使いぶり。
また、その競技の本質を変えてでも
オリンピック競技に加わりたい(留まりたい)
なりふり構わない姿勢に大きな疑問を感じます。

例えば野球。
3の倍数で試合を構成するこの競技は
9回まであってこそ、その醍醐味が味わえるのです。
それをスピーディーに進めるために7回までにするとか。
五輪以外の野球関係者はどう思っているのか
是非とも意見をうかがいたいですね。

問題のレスリングも
ポイントがもっと解りやすいように改善するのだとか。
なぜそのような必要があるのでしょうか?
全ての競技にはその競技故のルールがあります。
そしてそれを観戦する者は
そのルールを知る事が最低限のルールであります。

そもそも問題の根源はやはりIOCにあるんですね。
オリンピックの商業化、
ま、平たく言えばオリンピックを金もうけのタネにしたい訳ですな。
だからエンターテインメント性の薄い競技は
どんなに歴史や意義があろうと排除する。
近年これに邁進してきた事で
オリンピックの意義が見失われてもきただろうし、
IOC委員に歪な権限が膿み出てきたという事でしょう。
今ここでオリンピックの原点に立ち返り、
その本質、意義を踏まえた上で
IOC自身が生まれ変わらなければ五輪に未来は無いでしょう。

そもそもあたしは柔道のカラー道着や
体重別階級制にも反対です。
カラー道着は審判が選手をひと目で見分けるようにするために
国際大会で採用されたらしいのですが、
白と青では選手の動きの印象も変わるため
判定の公平さを欠くのではないかと思いますね。
日本の審判は両方の選手が白い道着でも
ちゃんとそれぞれを見極める技量を持っていますけどね。
ま、何よりも日本人として、
あの青い道着にはまったく馴染めません。
それから体重別階級制。
柔道や相撲は身体の小さい人でも
大きな相手を打ち負かす事の出来る、
世界でも稀な格闘技であります。
自分よりも大きな相手に果敢に挑んで行く。
どんな相手にも「負けないぞ」という気持で立ち向かう、
これこそオリンピックの精神ではないかと思うのですけどね。
柔道が今のような世界的なスポーツになったのは喜ばしいですが、
それと引換えに「大和魂」を売ったような気がしているのは
あたしだけでは無いと思うのですが・・・
皆さんはどのように思われますか?
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NoTitle
画像が面白すぎですよ。
日本でオリンピックが開催されると、けっこうな経済効果があるそうですね。
自分には関係なさそうなんだけどな~。