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2011.05/03 [Tue]
古文書猫 其の弐拾参
さて、恒例の古文書猫です。
今回はちょっと長めのネタをお届けしましょう。
日本昔話を猫さんでやってみたら楽しいのでは?
と思いついて創ったネタです。
日本人なら誰でも知っている定番の昔話ですよ。
それではさっそくお送りしましょう。
2009年4月14日~16日の記事からです。
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

昔々あるところに、それはそれは働き者の
みどりという猫がおったそうな。
毎日、朝早くから日が暮れるまで
休むことも忘れて一生懸命に働いておったんじゃ。

今日も隣村まで薪を届けに朝早くから出かけて行ったんじゃ。
するとその途中で・・・

みどりは一匹の仔猫を見つけたんじゃ。

その仔猫は可哀想に罠にかかって動けなくなっておったんじゃ。
みどりはその仔猫を不憫に思い・・
すぐに助けてやったんじゃ。

仔猫は何度も何度もみどりの方を振り返り、
名残惜しそうに森の中へ消えていったそうな・・・。
安心したみどりは隣村へ薪を届けて家に帰ったんじゃ。
それから何日か経って

みどりもその仔猫のことを忘れた頃・・・

あの仔猫がひょっこり尋ねてきたそうな。

仔猫の名は「あかね」といい、
生まれてまもなく親からはぐれて食べるものにも苦労する毎日・・・
森の中で食べ物を探しているときに罠にかかってしまい、
運良く通りかかったみどりに助けてもらったそうな。

その後、親切な里親に巡り会い、
やっと普通の生活が出来るようになったそうな。

そしてみどりに恩返しをするためにやって来たのじゃった。
障子の向こうで作業をするので
いいというまで絶対に開けてはいけないということじゃった・・・。

みどりは何が出来るのかそれはそれは楽しみで
居ても立ってもいられないくらいじゃった。

すると障子の向こうからおかしな音がしてきたんじゃ。

いけないとは思いつつも、

みどりは障子を開けてしまったのじゃ!
すると・・・

なんと!
みどりが大切に保存していたカリカリを
盗み食いしていたんじゃった!

まずいところを見られたあかねは
開き直って逆ギレしたんじゃそうな。
めでたしめでたしww
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
猫さんらしいオチでございましたww
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途中までいいお話だったのに
どっちかというと恩を仇で返す…
(とととちょっと言い過ぎかも)にしても
みどりちゃんが助けてくれたのだから,せめてささみの
一切れなりとも持ってこなくちゃね~